Docker設定ファイルはどこ?デフォルトディレクトリ徹底解説
Dockerのデフォルトディレクトリを設定するには、Dockerの設定ファイルdaemon.jsonを変更することができます。通常、Dockerのデータと設定ファイルは/var/lib/dockerディレクトリに保存されますが、daemon.jsonファイルを変更して他のディレクトリをDockerのデフォルトディレクトリとして指定することができます。
Dockerのデフォルトディレクトリを設定する手順は次の通りです:
- Dockerの設定ファイルであるdaemon.jsonを開いてください。通常、このファイルは/etc/docker/ディレクトリにありますが、見つからない場合は新しいファイルを作成することができます。
- daemon.jsonファイルに以下の内容を追加し、新しいデフォルトディレクトリを指定します。
{
"data-root": "/path/to/docker"
}
“/path/to/docker”の部分を、Dockerのデータや設定ファイルを保存したいディレクトリのパスに置き換えてください。
- daemon.jsonファイルを保存して閉じてください。
- Dockerサービスを再起動して変更を有効にしてください。
sudo systemctl restart docker
現在、Dockerは新しく指定されたディレクトリをデフォルトのデータと設定ファイルの保存場所として使用します。デフォルトのディレクトリを変更するには、追加の設定と権限が必要です。新しいディレクトリには十分なスペースと正しい権限が必要です。それによってDockerコンテナを実行できるようにしてください。