Docker再起動後にコンテナが消えてしまった場合の対処法

Docker再起動後、コンテナが消失する場合は、コンテナ設定が正しくないか、ボリュームマウントの設定ファイルが失われている可能性があります。解決策として、以下を行います。

  1. コンテナの状態を見る:docker ps -a コマンドで全てのコンテナの状態を確認し、状態が「終了(Exited)」になっている場合は、コンテナ設定に誤りがあって、コンテナが正しく動作できていない可能性があります。
  2. 停止状态のコンテナを起動するには、docker start コマンドを使用します。
  3. コンテナ設定の復元: コンテナ設定ファイルが失われた場合は、コンテナをイメージから再作成します。まず、docker images コマンドを使用して使用可能なイメージのリストを確認し、使用するイメージを見つけます。次に、docker run コマンドを使用してコンテナを再作成します。例: docker run -d <イメージ名>
  4. コンテナデータの永続化: コンテナ内に重要なデータがある場合は、データボリュームまたはホストディレクトリのマウントを使用してデータを保存することをお勧めします。そうすれば、コンテナが消えてもデータは保持できます。 docker volume create コマンドを使用してデータボリュームを作成し、コンテナの起動時に -v または –mount パラメーターを使用してデータボリュームをマウントできます。
  5. 自動再起動の設定:自動的にコンテナを再起動するには、 –restart パラメータを使用できます。たとえば、docker run -d –restart always <イメージ名> コマンドを使用してコンテナを作成すると、Docker が再起動してもコンテナは自動的に起動します。

上記の対処法でも改善されない場合は、Docker のログファイルを確認して詳細情報を得ることをお勧めします。また、Docker のバージョンが最新であることを確認して、利用可能なアップデートとパッチをすべて適用してください。

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