Django の負荷テストを実装する方法

Django で負荷テストを実施するには、以下の手順に従います。

  1. ApacheBenchツールのインストール:ApacheBench(ab)は、大量同時アクセスをシミュレートするため、Djangoの負荷テストに使用されるツールです。端末で次のコマンドを実行して、abツールをインストールします。
sudo apt-get install apache2-utils
  1. Django のプロジェクト中で、ロードテスト用として新しいビュー関数を作成します。例としては、関数が単純な文字列を返す test_view といったビュー関数を作成します。
  2. Djangoのプロジェクトのurls.pyファイルで、特定のURLパスへtest_viewビュー関数をマッピングするURLルートを作成します。
  3. Django開発サーバーの起動:ターミナルで、Djangoプロジェクトのルートディレクトリに移動してから、以下のコマンドを実行してDjango開発サーバーを起動します。
python manage.py runserver
  1. 端末で ab ツールを使用して負荷テストを行います。以下のコマンドを実行します。
ab -n 1000 -c 100 http://localhost:8000/test_view/

100リクエストの同時接続を1000回シミュレートし、パスhttp://localhost:8000/test_view/にアクセスします。

  1. テスト結果を見る:ab ツールは、リクエスト / 秒、同時リクエスト数、平均応答時間などの情報を含むテスト結果を出力します。

上記の手順を実施することで、Django アプリケーションの負荷テストを実現できます。ただし、これはごく基本的な負荷テストの手段であり、実際的な負荷テストにはより複雑な設定やツールが必要になる可能性があります。

bannerAds