DHCP サーバーのインストールと設定
DHCPサーバをインストールおよび設定するには、次の手順を実行します。
- DHCPサーバソフトウェアのインストール
- LinuxシステムにISC DHCPサーバーソフトウェアをインストールするには、次のコマンドを実行します。
sudo apt-get update
sudo apt-get install isc-dhcp-server
- Windows システムの場合は、Microsoft の公式サイトからダウンロードしてインストール可能
- DHCPサーバーの配置:
- Linuxの場合は、/etc/dhcp/dhcpd.confを開いて編集します。IPアドレスのプールの範囲、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバー情報などを設定できます。例:
subnet 192.168.1.0 netmask 255.255.255.0 {
range 192.168.1.100 192.168.1.200;
option routers 192.168.1.1;
option domain-name-servers 8.8.8.8, 8.8.4.4;
}
- Windows の場合は、DHCP サーバ管理ツールを開き、新しいスコープを作成して、IP アドレスプール、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNS サーバなどの情報を設定する。
- DHCPサーバを起動する:
- Linuxシステムの場合、次のコマンドでDHCPサーバを起動します。
sudo systemctl start isc-dhcp-server
- DHCPサーバー管理ツールから、DHCPサーバーを起動します。
- DHCPサーバの検証
- Linuxシステムでは、DHCPサーバの状態を次のコマンドで確認します。
sudo systemctl status isc-dhcp-server
- 「Windows」システムではDHCPサーバー管理ツールでDHCPサーバーの状態を確認します。
なお、上記の手順はDHCPサーバの基本的なインストールと設定の手引きとなります。お使いのネットワーク環境やご要望に応じて、適宜調整や変更が必要な場合があります。