decode関数の使い方は?

decode関数はPythonの文字列メソッドで、文字列を指定した符号化方式からユニコード文字列にデコードするために使用します。その使い方は、decode(encoding、errors=’strict’)で、encodingパラメータはデコードする符号化方式を指定し、errorsパラメータはデコードエラー時の処理方法を指定するためにオプションで使用されます。

具体的な使い方は以下をご覧ください。

  1. エラー処理されないデコード:string.decode(encoding)

指定エンコーディングでデコードします。デコード中にエラーが発生した場合、例外が発生します。

  1. エラー処理方法を用いたデコード:string.decode(encoding, errors)

この使い方は、指定されたエンコーディング方式でその文字列表現をデコードします。デコードエラーが起こった場合には、errorsパラメーターによって指定されたエラー処理方法に基づいて処理を行います。一般的なエラー処理方法は次のとおりです。

  1. 「strict」のデフォルト動作は、エラーがあると例外を送出します。
  2. 「無視」: エラーを無視して、エラーのある文字はデコードせずスキップする。
  3. ‘置換’:特定のプレースホルダ記号でデコードの失敗した文字を置き換えること。
  4. xmlcharrefreplace:エラーをデコードできない文字は XML エンティティで置換します。

例えば、UTF-8エンコード文字列をユニコード文字列にデコードする場合:

s = b'\xe4\xb8\xad\xe6\x96\x87'
s = s.decode('utf-8')
print(s)  # 输出:中文

Python 3では文字列はデフォルトでUnicode文字列になっているため、多くの場合、デコード関数によるデコード処理が不要です。

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