DB2でトランザクション管理を行う方法は?
DB2では、トランザクション管理は以下の方法で行うことができます:
- 全ての必要なSQL文を実行した後、COMMITコマンドを使用してトランザクションをコミットすることで、データベースへのすべての変更を永続的に保存できます。
- ROLLBACK命令を使用してトランザクションを巻き戻すことができます。エラーが発生した場合や前の操作を取り消す必要がある場合に、ROLLBACK命令を使用してデータベースを直近のコミットされた状態に戻すことができます。
- AUTOCOMMIT属性を設定すると、トランザクションを自動的にコミットするかどうかを制御できます。AUTOCOMMITをONに設定すると、各SQL文が個別のトランザクションとしてコミットされます。AUTOCOMMITをOFFに設定すると、トランザクションをコミットするには明示的にCOMMITコマンドを使用する必要があります。
- SAVEPOINT命令を使用して保存点を設定すると、後でその保存点にロールバックすることができ、トランザクション全体をロールバックする必要がなくなります。
- トランザクションを開始するには、BEGIN WORKまたはSTART TRANSACTIONコマンドを使用します。全体的な操作を行う際には、事务を開始し、関連する操作を実行し、最後にCOMMITまたはROLLBACKでトランザクションを確定またはロールバックします。