C言語 ソケット通信プログラミング入門【基本とサンプルコード】

C言語では、ソケットライブラリを使用してネットワークプログラミングを行い、異なるホスト間で通信を実現することができます。主な手順は以下の通りです:

  1. ソケットを作成します:socket関数を呼び出してソケット記述子を作成し、プロトコルファミリー、ソケットタイプ、プロトコルを指定します。
  2. ソケットをバインドする:bind関数を呼び出し、ソケット記述子をローカルアドレスにバインドします。
  3. サーバー側の場合、接続リクエストを監視するには、listen関数を呼び出します。
  4. 接続を受け入れる(オプション):サーバーサイドの場合、accept関数を呼び出してクライアントからの接続要求を受け入れ、通信用の新しいソケット記述子を返す。
  5. リモートホストに接続:クライアントの場合、リモートホストに接続するためにconnect関数を呼び出す。
  6. データの送信と受信: sendとrecv関数を使用してデータを送受信する。
  7. 接続を切る:close関数を使用して接続を閉じる。

ネットワークプログラミングでは、複数のスレッドやプロセスを使用して、複数の接続やタスクを同時に処理することがあります。また、データ処理では、データのパッキングやアンパッキングの問題に注意する必要があります。これは、送信されたデータが受信側で複数のパケットに分割される場合や、複数回送信されたデータが受信側で1つのパケットに統合される場合があるためです。そのため、これらの問題を解決するための適切なプロトコルを設計する必要があります。

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