C++ breakとcontinue文の違い:徹底解説
C++において、breakとcontinueは、プログラムの実行フローを制御するためにループ中で使用される2つの制御フロー文です。
- break文は、現在のループ(for、while、do-whileなど)の実行を停止し、ループ本体の後のコードブロックから抜けるために使用されます。break文が実行されると、プログラムはループを抜けて、ループ本体の後のコードを実行します。
for (int i = 0; i < 10; i++) {
if (i == 5) {
break;
}
cout << i << endl;
}
上記の例では、iが5に等しい場合、break文が実行されてループから抜けます。
- continue文は、現在のループ内の現在の反復の実行を中止し、次の反復を続行するために使用されます。つまり、continue文が実行されると、プログラムはcontinueの後ろのコードをスキップして直ちに次の反復に進みます。
for (int i = 0; i < 10; i++) {
if (i == 5) {
continue;
}
cout << i << endl;
}
上記の例では、iが5の場合、continueステートメントが実行されて、現在の繰り返しをスキップして次の繰り返しに入ります。
したがって、breakはループの実行を完全に終了させるために使用され、continueは現在の反復を終了し、次の反復に進むために使用されます。