C++ endlとは?改行コードとの違いと使い分け
C++において、endlは改行記号を挿入してストリームをフラッシュするためのマニピュレータ(操作子)です。出力ストリームオブジェクトと一緒に使用され、通常は1行を終了して出力バッファを出力デバイスにフラッシュします。endlは改行記号\nを出力するのと同様ですが、同時に出力バッファを強制的にフラッシュします。
endlの使い方は次のようになります:
#include <iostream>
int main() {
std::cout << "Hello, World!" << std::endl;
std::cout << "This is a new line." << std::endl;
return 0;
}
上記の例では、std::endlがstd::cout出力ストリームに挿入されており、2つのテキスト行の出力の後に改行記号が挿入され、出力バッファがフラッシュされます。