CString::Find、ReverseFind、Left、Right
C++では、CStringはMFC(マイクロソフト財団クラス)によって提供され、null終端文字列をカプセル化したクラスです。標準C文字列に似ていますが、追加の機能と使いやすさを提供します。
- CStringオブジェクト内の部分文字列の最初の出現位置を検索します。検索する部分文字列をパラメータにとり、見つかった場合は0から始まる最初の出現位置のインデックスを返し、見つからなかった場合は-1を返します。メソッドシグネチャは次のとおりです。
int Find(LPCTSTR lpszSub);
- ReverseFind: このメソッドは、CStringオブジェクト内で部分文字列の最後に出現した箇所を見つけるために使用されます。検索する部分文字列をパラメータとして受け取り、最後に出現した箇所の 0 から始まるインデックスを返し、見つからない場合は -1 を返します。メソッドシグネチャは次のとおりです。
int ReverseFind(LPCTSTR lpszSub);
- 左: このメソッドは、CString オブジェクトの左側にある指定された数の文字を抽出するために使用됩니다。これは、抽出する文字数をパラメータとして取り、抽出された文字を含む新しい CString オブジェクトを返します。元の CString オブジェクトは変更されません。メソッドのシグネチャは次のとおりです。
CString Left(int nCount) const;
- このメソッドはCStringオブジェクトの右側から指定された文字数を抽出するために使用されます。抽出する文字数をパラメータとして受け取り、抽出された文字を含む新しいCStringオブジェクトを返します。 元のCStringオブジェクトは変更されません。このメソッドのシグニチャは次のとおりです。
CString Right(int nCount) const;
C++でCStringクラスを用いて、文字列操作機能をネイティブに提供します。