COBOL における DISPLAY ステートメントの用途
COBOLでは、DISPLAY文を使用してデータを画面または出力ファイルに表示します
DISPLAY文は変数の値、テキストメッセージ、または式の結果を表示するために使用できます。プログラムのデバッグ、レポートの出力、または対話型ユーザーインターフェイスに使用できます。
DISPLAY文の一般形式は以下のとおりです。
自動スクロール非表示
[identifier-1 自然に]
[identifier-2]
絶対に我慢できない
[UPON識別子3に対して]
[UPON 識別子-4]
[identifier-5の上で]
キーワードWITHは表示後に改行するかどうかを指定し、ADVANCINGはカーソルを次のフィールドに移動するかどうかを指定します。
DISPLAY ステートメントの使用方法の例を次に示します。
- 変数の値を表示します:
変数値: identifier-1
- テキストメッセージを表示します。
「こんにちは、世界!」を表示
- 式の結果を表示する:
「合計:」identifier-1 + identifier-2 を表示する
- 特定の位置に表示する:
識別子-3 に「値: 」識別子-1 を表示する
識別子4に「メッセージ:」リテラル1を重ねるDISPLAY
変数-5 にリテラル-2 を表示する
DISPLAY文を実行すると、データが表示画面か出力ファイルに出力されます。変数の値を表示する場合は、変数の値が読み取り可能な文字列形式に変換されます。テキスト・メッセージを表示する場合は、メッセージがそのまま表示されます。式結果を表示する場合は、式が評価され、その結果が表示されます。