CHMOD 755と750のパーミッション設定の違い

CHMODはファイルやディレクトリに権限を設定するコマンドで、数値は所有者、グループ、その他のユーザーが持つ権限を表します。具体的には、755という数値は

  1. 所有者は読み書き実行権限(4+2+1=7)を持つ
  2. 所属グループは読み取りと実行の権限を持つ(つまり4+1=5)
  3. 他のユーザーは読みと実行の権限(つまり4+1=5)を所有しています

数値750は、

  1. 所有者は、 7(= 4+2+1) の権限( 読み取り, 書き込み, 実行 )を保持しています
  2. 所属グループが閲覧・実行権限を持っている(つまり4+1=5)
  3. 他のユーザには権限が無い(0)

755だと他のユーザーにも実行できる緩めの設定だが、750だとより厳しく設定され、所有者とグループのメンバーのみが実行できる。場合によっては、セキュリティー面からも厳しい設定の方が望ましい場合がある。特に、機密ファイルやディレクトリーの場合だ。

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