CentOS7 の異常再起動ログの見方
CentOS 7で異常再起動したログを確認する手順は以下の通りです。
- ターミナルを開き、rootでログインする。
- 以下のコマンドでシステム再起動ログを確認できます。
- journalctl -b -1
- 上述コマンドの-bオプションは最近起動されたログの閲覧を、-1オプションは直前起動のログの閲覧を表す。数字をそれ以上大きくすると、さらに古い起動ログの閲覧ができる。
- 異常再起動ログだけでなく、すべての再起動ログを確認したい場合は -b オプションを省略します。
- 時系列でログを参照するには、Page UpキーとPage Downキーでスクロールできます。
- 「再起動」や「クラッシュ」、「エラー」などのキーワードでフィルタして異常な再起動に関するログだけを表示したい場合は、次のコマンドを使用できます:
- journalctl -b -1 | grep “キーワード”
- 「キーワード」を検索したいキーワードに置き換えてください。
- 注意:journalctlコマンドはデフォルトで時系列にログを表示し、最新のログが下部に表示されます。–reverseオプションを使用すると、ログを逆順に表示できます。
上記の手段がご要望に応えられなかった場合には、システムのkdumpログをご覧ください。当該ログは/var/log/messagesファイル内にあります。以下コマンドで閲覧できます。
cat /var/log/messages | grep "reboot"
“reboot”を”再起動”に置き換えます。