CentOS 7 をネイティブで完全にローカルにバックアップの方法
CentOS 7システム全体のバックアップをローカルに取得するには、いくつかのツールや手法を使用できます。ここでは一般的な2つの手法を紹介します。
- rsyncコマンドを使用する:
- バックアップファイルを保存できる十分なストレージスペースがローカルにあることを最初に確認します。
- バックアップファイルをローカルに保存するためのディレクトリを作成します(例:/ backup)。
- 次のコマンドを実行して、CentOS 7 システム全体をバックアップします。rsync -aAXv –exclude={“/dev/*”,”/proc/*”,”/sys/*”,”/tmp/*”,”/run/*”,”/mnt/*”,”/media/*”,”/lost+found”} / /backupこのコマンドは、/dev、/proc、/sys などの特定のディレクトリを除いて、すべてのファイルとディレクトリを /backup ディレクトリにコピーします。
- コマンドが完了すると、CentOS 7システム全体のコンテンツがローカルの/backupディレクトリにバックアップされます。
- ツール(クローンジラなどの)を使用します:
- Clonezilla ツールの ISO ファイルをダウンロードし、空の CD もしくは USB ドライブに書き込んでください。
- CentOS 7をバックアップするシステムにCDまたはUSBを挿入し、起動させます。
- Clonezillaツールに入るために起動時に適切なオプションを選択します。
- Clonezillaツールで、「バックアップ」オプションを選択し、表示に従って、対象のバックアップディスクとバックアップ先(ローカルHDDやネットワーク共有など)を選択する。
- バックアップ処理が完了するのを待って、CentOS 7システム全体のコンテンツが選択した場所に完全にバックアップされます。
ご使用になる方法に関係なく、事前に必要な準備(スペースの確認、適切なバックアップ先の選択、重要な設定ファイルやデータのバックアップなど)を行ってください。