CentOSでウェブサーバーを構築する方法を習得し、よくある間違いを回避する。
Web サーバーを構築するための方法は Apache、Nginx、その他いくつかの Web サーバー ソフトウェアを使用できます。以下は一般的な間違いを回避するための CentOS 上での Web サーバーの構築の基本手順です。
- システムアップグレード:以下のコマンドを使用してシステムソフトウェアパッケージをアップグレードします。
sudo yum update
- ウェブサーバーソフトウェアのインストール:CentOS で Apache をインストールするには、次のコマンドを使用します。
sudo yum install httpd
Nginxのインストールには、下記コマンドを使用できます。
sudo yum install nginx
- Web サーバーの起動: Apache の起動は下記コマンドで行えます。
sudo systemctl start httpd
以下のコマンドで Nginx を起動します:
sudo systemctl start nginx
- ファイアウォールが有効な場合は、ファイアウォールルールを設定する必要があります。HTTP(ポート80)とHTTPS(ポート443)へのアクセスを許可します。次のコマンドを使用してHTTPアクセスを許可します。
sudo firewall-cmd --add-service=http --permanent
sudo firewall-cmd --reload
次のコマンドを使用してHTTPSアクセスを有効にします:
sudo firewall-cmd --add-service=https --permanent
sudo firewall-cmd --reload
- /etc/httpd/conf/httpd.conf
<VirtualHost *:80>
ServerName example.com
DocumentRoot /var/www/example.com/public_html
</VirtualHost>
Nginxでは、/etc/nginx/conf.d/example.com.confという設定ファイルを作成して、以下の内容を追加してください。
server {
listen 80;
server_name example.com;
root /usr/share/nginx/html/example.com;
}
example.comを自分のドメインに置き換え、/var/www/example.com/public_htmlまたは/usr/share/nginx/html/example.comを自分のサイトディレクトリに置き換えることに注意してください。
- テスト用ウェブサイト:ウェブサイトのファイルを対応するウェブサイトのディレクトリに置き、ブラウザに自分のドメインを入力します。ウェブサイトに正常にアクセスできれば、設定が成功したことを意味します。
- HTTPS対応(オプション):HTTPSを有効にする必要がある場合は、SSL証明書をインストールしてHTTPSアクセスを構成できます。有効にする具体的な手順は、SSL証明書発行機関のドキュメントを参照するか、無料の「Let’s Encrypt」証明書を使用してください。
CentOSでのWebサーバ構築の基本的な手順であり、必要に応じて調整や拡張を行うことができます。作業中にログファイルでエラー情報がないか確認し、エラーに応じて適切な調整を行ってください。