C# の ViewStateMode の役割は何ですか
C#では、ViewStateModeは、Web FormsページのViewStateの動作を制御する列挙型です。
ViewState は、Web Forms ページ間でページの状態を維持するために使用されるテクノロジーです。開発者は、ページのステータスをリクエスト間で格納して復元し、ページのライフサイクル全体でデータの一貫性を保つことができます。
ViewStateMode 列挙には次の値が定義されています。
- 有効:デフォルト値で、ページの状態の保存にViewStateを使用可能にします。
- 無効:ViewState を無効にし、ページは ViewState を使用して状態を格納しません。
- 継承:親コントロールのViewStateMode値を継承する。
ViewStateMode の値を設定することで、ページが状態を格納するために ViewState を使用するかどうかを開発者は制御できます。ViewState を無効にすると、特にページに大量のデータが含まれている場合にページのパフォーマンスが向上します。ただし、ViewState を無効にするということは、開発者はセッション、Cookie、データベースなど、他の方法でページの状態を維持する必要があることをも意味します。
つまり、ViewStateModeは、Web FormsページのViewStateの動作を制御して、ViewStateを有効または無効にすることで、ページの状態の格納と復元を開発者のニーズに合わせて行うものです。