C# PropertyGrid の簡単な使い方
C#では、オブジェクトのプロパティを表示や編集するためにPropertyGridコントロールを使用することができます。以下はPropertyGridの簡単な使用例です。
- 最初、フォームにPropertyGridコントロールを追加し、propertyGrid1と命名します。
- 窓のLoadイベントで、表示するオブジェクトをPropertyGridのSelectedObjectプロパティに代入します。例えば、”person”という名前のPersonオブジェクトのプロパティを表示したい場合は、窓のLoadイベントに以下のコードを追加します。
private void Form1_Load(object sender, EventArgs e)
{
Person person = new Person();
propertyGrid1.SelectedObject = person;
}
- Personというクラスを作成し、そのクラス内で表示する属性を定義します。例えば、Name属性とAge属性を定義することができます。
public class Person
{
public string Name { get; set; }
public int Age { get; set; }
}
これらの手順により、PropertyGridコントロールはPersonオブジェクトのNameとAgeプロパティを含む編集可能なインターフェースを表示します。これらのプロパティ値を編集することで、Personオブジェクトの値を動的に変更することができます。
PropertyGridは、単純な属性の編集だけでなく、カスタムタイプの属性、コレクションタイプの属性など、より複雑なオブジェクトの表示と編集にも使用できます。必要に応じてさらなる学習と利用が可能です。