C# カスタムコントロール 作成と使い方【入門ガイド】
C#でカスタムコントロールを作成する基本的な手順は以下の通りです:
- 既存のコントロールクラス(Control、Panelなど)を継承した新しいクラスを作成してください。
- 新しいクラスに独自のプロパティ、メソッド、およびイベントを追加する。
- 一部分的コントロールクラスのメソッドを書き換えて、カスタム機能を実装する。
- コンストラクタ内でコントロールのプロパティやイベントを初期化します。
- 必要な場合には、コントロールを再描画するには、OnPaintメソッドを上書きすることで実現できます。
- カスタムコントロールを使用する場合、それをフォームや他のコンテナコントロールに追加し、プロパティとイベントを設定します。
例えば、以下は簡単なカスタムコントロールのサンプルコードです:
using System;
using System.Drawing;
using System.Windows.Forms;
public class MyCustomControl : Control
{
public MyCustomControl()
{
this.BackColor = Color.Blue;
this.Size = new Size(100, 100);
}
protected override void OnPaint(PaintEventArgs e)
{
base.OnPaint(e);
Graphics g = e.Graphics;
g.FillRectangle(Brushes.Red, 0, 0, this.Width, this.Height);
}
}
自作コントロールを使用する際は、他のコントロールと同様に操作できます。
MyCustomControl customControl = new MyCustomControl();
customControl.Location = new Point(50, 50);
this.Controls.Add(customControl);
これはシンプルなカスタムコントロールの作成と使用例ですが、実際には必要に応じてより多くのプロパティ、メソッド、イベントを追加して、より複雑な機能を実現することができます。