C言語での引数の受け渡し方法は何種類ありますか?
C言語のパラメーターの渡し方には以下のような種類があります。
- 値渡し: 引数の値を形式パラメータにコピーし、関数内で形式パラメータを変更しても実引数の値に影響を与えない。
- 参照渡し(pass by reference):関数内でアドレスを渡すことで、実引数の値に直接アクセスして変更することができる。
- ポインタ渡し:関数に対して引数のポインタを渡すことで、関数はポインタを介して実引数の値にアクセスし変更する。
- 配列の受け渡し:関数に配列を引数として渡すことで、関数内で配列の要素の値を直接参照および変更できます。
- 構造体の受け渡し:構造体を関数のパラメータとして渡すと、関数内で構造体のメンバーの値に直接アクセスおよび変更ができます。
C言語では、パラメータの渡し方はすべて値渡しです。つまり、関数内で仮引数を変更しても、実引数の値は変わりません。実引数の値を変更するには、ポインタや参照を使用する必要があります。