C++のcreate thread関数の引数には何がありますか?
C++で、CreateThread関数の引数は以下の通りです:
- lpThreadAttributesは、SECURITY_ATTRIBUTES構造体へのポインタであり、スレッドオブジェクトのセキュリティ記述子を指定するために使用されます。NULLが渡されると、スレッドオブジェクトはデフォルトで非継承ハンドルとなります。
- dwStackSize:新しいスレッドのスタックサイズを指定する整数値。0を指定すると、新しいスレッドのスタックサイズは作成されたスレッドのデフォルトスタックサイズと同じになります。
- lpStartAddress:新しいスレッドが実行を開始するスレッド関数を指すポインタ。
- lpParameter:スレッド関数に渡されるパラメータを指し示すポインタ。
- dwCreationFlags:スレッドの作成フラグを指定する整数値。一般的に使用されるフラグには、次のものがあります:
- CREATE_SUSPENDED:スレッドの作成時にスレッドの実行を一時停止します。
- STACK_SIZE_PARAM_IS_A_RESERVATION – dwStackSizeの指定はスタックの予約サイズであり、明確なスタックサイズではありません。
- 0:既定のフラグ、スレッドが作成された後すぐに実行されることを表します。
- lpThreadId:新しいスレッドの識別子を受け取るための変数へのポインタ。
CreateThread関数は新しいスレッドのハンドルを返しますが、関数呼び出しが失敗した場合はNULLが返されます。