C++ #define の使い方:基本と応用【初心者向け】

C++において、#defineはマクロを定義するために使用され、識別子を特定の値や式に定義することができます。定義したマクロはプログラム内で定数として使用され、コードを簡略化し、保守性を高めることができます。

以下は簡単な例です。

#define PI 3.14159
#define MAX(a, b) ((a) > (b) ? (a) : (b))

int main() {
    double radius = 5.0;
    double area = PI * radius * radius;
    
    int x = 10;
    int y = 20;
    int max_value = MAX(x, y);
    
    return 0;
}

上記の例では、PIとMAXの定数とマクロ関数が定義され、その後、関数内でこれらのマクロを使用して円の面積を計算し、2つの数値の最大値を取得します。コンパイル時に、プリプロセッサはマクロを対応する値や式に展開し、対応するコード内のマクロを置き換え、最終的に実行可能なコードを生成します。

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