C言語 ネストされたループの仕組みと書き方【初心者向け】
ネストされたループとは、ループの内部に別のループがネストされる構造を指します。C言語では、ネストされたループは、外側のループが1回実行されるたびに、内側のループが完全に1周実行される方法で動作します。
例えば、以下のコードは簡単なネストされたループを示しています。
#include <stdio.h>
int main() {
int i, j;
for(i = 1; i <= 3; i++) {
for(j = 1; j <= 3; j++) {
printf("%d %d\n", i, j);
}
}
return 0;
}
上記のコードでは、外側のループfor(i = 1; i <= 3; i++)が3回実行され、内側のループfor(j = 1; j <= 3; j++)がそれぞれ完全に3回実行されます。したがって、プログラムは以下の内容を出力します:
1 1
1 2
1 3
2 1
2 2
2 3
3 1
3 2
3 3
内部ループは、外部ループの各反復ごとに完全なサイクルが実行され、外部ループが完了するまで続行されます。これがC言語のネストされたループの動作方法です。