C++のresumethread関数の役割は?
C++のResumeThread関数は停止したスレッドの実行を再開するために使われます。
スレッド作成時にはデフォルトで実行可能な状態(READY状態)となっており、スケジュールによって実行されます。SuspendThread関数を呼び出すことでスレッドを一時停止させ、実行を中断できます。そして、ResumeThread関数を呼び出すことで一時停止中のスレッドを再開して実行を再開できます。
ResumeThread 関数は、CreateThread などのスレッドを作成する関数で取得したスレッドのハンドルをパラメータとして受け取ります。ResumeThread 関数を呼び出すと、システムは指定されたスレッドを一時停止状態から実行可能状態に復元し、実行の継続を許可します。
ResumeThread関数はスレッドの実行を即時に再開するのではなく、スレッドの保留回数を1減らすことに注意してください。保留回数がゼロになったときにのみ、スレッドが実際に再開されます。スレッドの保留回数がゼロの場合は、ResumeThread関数を呼び出しても効果がありません。
なお、サスペンドスレッドとリジュームスレッドの関数は、マルチスレッディングで利用する際、誤用するとデッドロックや他のスレッド同期問題を引き起こす可能性があるため、慎重に利用する必要があります。そのため、この2つの関数を扱う際には十分に配慮し、スレッドの一時停止と再開を適切に管理する必要があります。