C++ rand()関数とは?使い方と注意点【乱数生成】
- rand()関数はC/C++で使用される疑似乱数生成関数であり、0からRAND_MAXまでの範囲内の整数を返します。
- rand()関数は線形合同法を使用しており、生成される乱数のシーケンスは deterministisch です。つまり、同じシード値を与えると、毎回同じ乱数のシーケンスが生成されます。
- rand()関数のシード値はデフォルトで1に設定されており、srand()関数を使用して異なるシード値を設定することで生成される乱数のシーケンスを変更することができます。
- ヘッダーファイルに記載されている乱数エンジンと分布クラス。
- マルチスレッド環境では、rand()関数が競合状態の問題を引き起こす可能性があります。これは、rand()関数がグローバル変数を使用して状態情報を保存しているためです。この問題を回避するために、スレッドセーフな乱数生成器を使用することが考えられます。