C++ exit関数とは? 役割・使い方・終了コードを解説
exit関数はC++標準ライブラリに含まれる関数で、プログラムの実行をすぐに終了させ、指定された終了コードを返す機能を持っています。exit関数はファイルを閉じたり、バッファをフラッシュするなどのクリーンアップ作業を行った後にプログラムを終了します。
exit関数には、終了コードという1つの引数があります。終了コードは、プログラムの終了状態を示すために使われる整数です。通常、0は正常終了を示し、0以外は異常終了やエラーが発生したことを示します。
exit関数を使用すると、プログラムをどこでも終了させることができますが、関数の返り値を待つ必要はありません。ただし、exit関数はプログラムを即座に終了させるため、リソースが解放されずに残ったり、クリーニング作業が完了しない可能性があるため、注意して使用する必要があります。