ARPスプーフィングとは何か、そして回避法とは?

ARP(アドレス解決プロトコル)攻撃とは、ローカルネットワーク内の機器をだまし、ARP応答パケットを偽造または変更することで、攻撃者によって制御される機器にネットワークトラフィックをリダイレクトするタイプのネットワーク攻撃です。攻撃者は、このARP攻撃を使用して、中間者攻撃、パケットスニッフィング、セッションの乗っ取りなどの悪意のある活動を実行できます。

ARP攻撃は、ARPキャッシュの情報を偽装して、攻撃者の機器へパケットを誘導します。

  1. IPアドレスをMACアドレスに変換するARPプロトコルで、送信側はブロードキャストでターゲット機器のMACアドレスをリクエストし、ターゲット機器は自身のMACアドレスを返信します。
  2. 攻撃者は偽のARP応答を作成しました。攻撃者は偽のARP応答パケットを送信し、自身のMACアドレスを攻撃対象のデバイスのMACアドレスに偽装しました。そして攻撃対象のデバイスのIPアドレスを自身のMACアドレスにマッピングしました。
  3. 犯人側の機器宛に送信される
  4. 攻撃者はデータを転送するパケットを転送し、通信を正常に保つか、転送されるパケットに改ざんや傍受などの悪質な行為を行います。

ARP攻撃防御のため以下の対策が取れます:

  1. ARP静的エントリを設定:ネットワーク機器にARP静的エントリを作成し、デバイスのIPアドレスとMACアドレスの紐づけを明確化し、ARP応答パケットが攻撃者に偽造されるのを防ぐ。
  2. ARPポイズニング対策: ARPトラフィックをモニタリングして異常なARP応答パケットをタイムリーに検出して識別し、対応する防御策をタイムリーに講じます。
  3. ARPファイアウォール:ネットワーク境界や重要機器にARPファイアウォールを配備し、ARPトラフィックをフィルタリングおよび検出し、正当なARP要求のみ許可します。
  4. ネットワーク分離:異なるユーザーまたはデバイスを分離する事で、攻撃者のARP攻撃機会を減らす。
  5. 暗号化通信:HTTPSなどの暗号化プロトコルを用いて通信を行い、中間者攻撃やパケット改ざんを防止する。
  6. セキュリティ意識向上:ユーザーのセキュリティ意識を高め、不審リンクのクリックや不明ファイルのダウンロードを控えるよう教育を行い、ARP攻撃のリスクを低減する。
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