AQで非同期メッセージング!送受信と処理の実装ガイド
Oracleデータベースで非同期メッセージの送受信を実現するには、まずキューと関連付けられたリスナーを作成する必要があります。その後、メッセージをキューに入れ、これらのメッセージを処理するためのPL/SQLプロシージャを記述できます。
AQを使用して非同期メッセージの送受信を実現する基本的な手順は次のとおりです:
- DBMS_AQパッケージの手続きを使用して、キューとキューテーブルを作成することができます。たとえば、CREATE_QUEUE_TABLE手続きを使用してキューテーブルを作成し、CREATE_QUEUE手続きを使用してキューを作成することができます。
- DBMS_AQ.ENQUEUEを使って、メッセージをキューに入れる:メッセージの内容をこのプロセスのパラメータとして渡すことができます。
- メッセージを取得するためのPL/SQLプロシージャを作成します。キューからメッセージを取得し、処理プログラムに渡すために、DBMS_AQ.DEQUEUEプロシージャを使用することができます。
- プロセッサーを起動するには、DBMS_AQ.START_CONSUMERプロシージャを使用してバックグラウンドでメッセージキューを処理するためのプロセッサーを開始できます。
- キューの監視と管理:DBMS_AQADMパッケージのプロシージャを使用して、キューの監視と管理を行うことができます。例えば、PURGE_QUEUE_TABLEプロシージャを使用して、キューテーブル内のメッセージをクリアすることができます。
これらの手順に従うことで、OracleデータベースでAQを使用して非同期メッセージの送受信を実現することができます。この方法は非同期通知やキュー処理、イベント駆動などのシナリオに使用できます。