androidのweight属性はレイアウト内のビューを相対的に大きさを調整するために使用されます。
Androidでは、weight属性はレイアウトで使用可能なスペースを子ビューに割り当てるために使用されます。LinearLayoutやTableLayoutなどのレイアウトコンテナの子ビューで使用されます。親ビューに水平方向または垂直方向がある場合、weight属性を使用して子ビューが利用可能なスペースの何分の割合を占めるかを指定できます。
具体的な効果は次のとおり。
- 子ビューのサイズ割合を指定します。子ビューの weight プロパティを設定することで、そのビューがレイアウトで使用する相対的なサイズ割合を指定できます。例えば、2 つのビューの weight プロパティの値がそれぞれ 1 と 2 の場合、2 つ目のビューは 1 つ目のビューよりも 2 倍の大きさになります。
- 動的な領域割り当て:親ビューの利用可能な領域が変更されると、各子ビューは weight 属性に基づいて動的に領域を調整します。これにより適応的なレイアウトを実現できます。
- 異なる画面サイズへの対応:weight属性を使用することで、画面サイズが変わっても一貫した比率のレイアウトを実現し、画面に対応します。
なお、weight属性はViewコンテナの幅または高さが「0dp」(つまり「match_parent」)の場合のみ有効です。Viewコンテナの幅または高さが「wrap_content」の場合は、weight属性は機能しません。