ADOのcursorlocationプロパティの使い方は?
ADOのカーソルロケーション属性は、カーソル位置を取得または設定するために使用され、データベースからデータを取得するときに、ADOオブジェクトがカーソルを配置する場所を決定します。
カーソルロケーション属性には、次の値を設定できます。
- アドユースサーバー(3):カーソル位置はサーバー側となるため、データはサーバー側に格納されている
- アドユーズクライアント(2):カーソル位置をクライアント側で行い、データはクライアント側のメモリ内にある。
- カーソルを使わずに、すべてのデータを一気にデータベースからクライアントメモリに読み込みます。
既定で、CursorLocation プロパティの値は adUseServer になります。
cursorlocationプロパティを指定すれば、必要に応じてサーバー側またはクライアント側でのデータ操作が可能になります。データ操作処理をクライアント側で行う必要がある場合には、cursorlocationプロパティをadUseClientに設定すればサーバーとの通信回数を削減できるため、より柔軟なデータ操作が可能になります。ただし、データ量が大きい場合はadUseClientの設定によりメモリ不足が発生する場合があることに注意が必要です。
以下はカーソルロケーション属性を設定するサンプルコードです。
import win32com.client
conn = win32com.client.Dispatch('ADODB.Connection')
conn.ConnectionString = "Provider=SQLOLEDB;Data Source=myServerAddress;Initial Catalog=myDataBase;User ID=myUsername;Password=myPassword"
conn.CursorLocation = 2 # 设置cursorlocation属性为adUseClient
rs = win32com.client.Dispatch('ADODB.Recordset')
rs.Open("SELECT * FROM myTable", conn)
while not rs.EOF:
print(rs.Fields("ColumnName").Value)
rs.MoveNext()
rs.Close()
conn.Close()
上記例ではカーソルロケーション属性を adUseClient に設定することでカーソルをクライアントに配置し、Recordset オブジェクトによりデータを読み取って処理できるようになります。