MongoDBインクリメンタルバックアップおよびリストアポリシーの設定
MongoDBの增分バックアップとリストアポリシーは、以下の手順で設定できます。
- MongoDB のレプリカセットの構成:MongoDB においてレプリカセットは、高可用性とデータの冗長性を実現するために不可欠です。MongoDB をレプリカセットとして構成することで、複数個のレプリカセットメンバーを作成し、メンバーの 1 つで増分バックアップを実行できます。
- Oplogサイズを設定する: Oplog(操作ログ)はMongoDBの重要なコンポーネントで、データベースに対するすべての更新操作を記録します。履歴バックアップを行う際に、Oplogのサイズを設定して、すべての操作記録を格納するための十分な領域を確保する必要があります。oplogSizeパラメータを設定することで、Oplogのサイズを設定できます。
- バックアップポリシーを設定: MongoDB が提供するツールまたはサードパーティのバックアップツールを使用して増分バックアップを実行できます。よく利用されるバックアップツールには、mongodump と mongorestore があります。実際のニーズに応じて、バックアップをローカルディスク、クラウドストレージ、または別の場所に保存することを選択できます。
- インクリメンタルバックアップを定期実行する:業務ニーズとデータ変更の頻度に沿って、インクリメンタルバックアップを自動実行するスケジュールタスクを設定します。バックアップを定期実行することで、データのリアルタイム性と一貫性を確保できます。
- データの復元:データを復元する必要がある場合、Mongorestoreツールを使用してMongoDBにバックアップデータを復元できます。バックアップファイルとターゲットのデータベースを指定して、データを指定されたコレクションまたはデータベースに復元することができます。
MongoDBの増分バックアップと復旧戦略は実際のニーズに合わせて設定および最適化できます。バックアップ頻度とデータ保持ポリシーが業務ニーズとデータセキュリティ要件を満たすようにすることが重要です。