JMeterにおけるクロススレッド呼び出しの方法
JMeterでスレッド間呼び出しを行う方法は次のとおりです。
- JMeterのInter-Thread Communication PreProcessor要素を活用しよう。これにより、テストプラン内の異なるスレッドグループ間で変数を共有できます。変数を設定し、他のスレッドグループ内で使用できます。
- パラメータ付き制御要素を使用して、パラメータ付き制御要素で変数を定義し、他のスレッドグループでその変数を使用します。パラメータ付き制御要素は、定義された方法によって変数値を反復的またはランダムに生成できます。
- JMeter の分散テスト機能を使えます。テスト計画を複数の JMeter クライアントに分散して、各クライアントで 1 つ以上のスレッドグループを実行できます。その後、JMeter の分散テスト機能で、異なるスレッドグループの結果を収集して分析できます。
なお、分散テスト機能を利用している場合は、テストプランにデータ競合や結果の不整合が生じないよう、異なるスレッドグループ間で適切な同期・排他制御メカニズムを設ける必要があります。