double型とfloat型の違いについて教えてください。

C言語のdoubleとfloatはどちらも浮動小数点数を表すデータ型です。

float型の変数は、単精度浮動小数点数であり、メモリ空間を4バイト占有し、表現可能な範囲は-3.4E38~3.4E38、精度は小数点以下6桁です。

doubleは、8バイトのメモリ空間を占有する倍精度浮動小数点数型であり、-1.7E308から1.7E308の範囲を表すことができ、精度は15桁の小数です。

一般的には、float 型の変数は数値の後に f もしくは F を付けて宣言し、例えば float f = 3.14f; とします。これに対して double 型は数値をそのまま書くか、数値の後に d もしくは D を付けて宣言し、例えば double d = 2.71828; とします。

double型の精度はfloat型よりも高いため、浮動小数点演算を行う際に高い精度を必要とする処理ではdouble型を使います。通常の浮動小数点演算であればfloat型を使用し、メモリを節約します。

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