DLLをPythonでラップの方法

PythonでDLLをラップするにはctypesライブラリを使用できます。ctypesはC言語互換ライブラリと対話するためのPythonの標準ライブラリの1つです。

ネイティブな DLL のカプセル化における ctypes ライブラリ利用における基本的な手順を以下に示します。

  1. ctypesライブラリをインポートします。
import ctypes
  1. DLLファイルを読み込む
my_dll = ctypes.CDLL('path_to_dll_file.dll')

ここにpath_to_dll_file.dllとあるのは、あなたが作成したDLLファイルのパスです。

  1. DLL 関数の引数と戻り値の型を宣言する:
my_dll.my_function.restype = return_type
my_dll.my_function.argtypes = [arg_type1, arg_type2, ...]

ここで、my_functionはあなたのDLLの関数名、return_typeは関数の戻り値の型、arg_type1, arg_type2, …は関数の引数の型です。

  1. DLLファンクション呼び出し:
result = my_dll.my_function(arg1, arg2, ...)

引数がarg1, arg2, …、戻り値がresultの関数

また、 ctypes ライブラリの構造体、列挙体、ポインターなどの機能を使用して、DLL とやりとりできます。

DLLをラップするには、DLLの関数とその引数と戻り値の型について理解する必要があることに注意してください。この情報は通常、DLLのドキュメントまたはヘッダーファイルで見つけることができます。

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