Linux コマンドの df がハングした場合の対処法
Linuxコマンドdfがハングした場合、以下の回避策を試してください。
- しばらく時間を置く:システムによっては、dfコマンドが完了するまでに時間がかかる場合があります。特にディスク領域が大きい場合や、ファイルシステムが複雑な場合などは要注意です。このような状況では、しばらく時間をおいて自動復旧が行われるかどうかを確認します。
- 強制終了:dfコマンドが止まってしまった場合、Ctrl+Cの組み合わせで強制終了することができます。その場合、dfコマンドを再度実行してみてください。
- 他のコマンドを使用する: du コマンドや lsblk コマンドなど、他の同等のコマンドを使用してディスクの使用状況を確認できます。これらのコマンドは類似した情報を提供しますが、ハングアップする可能性はありません。
- ディスクとファイルシステムの健全性確認: dfコマンドが頻繁にハングアップする場合は、ディスクやファイルシステムに問題がある可能性があります。スマートctlコマンドを使用してディスクのSMART情報を調べたり、fsckコマンドを使用してファイルシステムの問題をチェックして修復したり、他のツールを使用してディスクとファイルシステムの健全性を確認することができます。
- システムログを確認:/var/log/messages や /var/log/syslog などのシステムログを確認して、df コマンドが停止している件に関する詳細を確認します。これらのログファイルには、ディスクやファイルシステムに関するエラーメッセージや警告が含まれている場合があります。
上記の方法でも解決できない場合は、システムの管理者かLinuxのテクニカルサポートにご連絡いただき、詳細な調査や解決方法についてご相談ください。