C言語における有効桁数の保持規則とはどんなものですか?
C言語における有効桁数の保持規則は、データ型の精度によって有効桁数が決定されます。以下に一般的なデータ型の有効桁数の保持規則を示します。
- 浮動小数点型(float型とdouble型)
- 浮動小数点型は有効数字を6~9桁保持します。
- double 型は 15 ~ 17 桁の有効数字を保持します。
- 整数の型:
- 有効数字は下7桁までであることが保証される
- short型(short int)では最低でも15ビットの有効桁数を確保している。
- 最低有効数字を15ビット確保した整数型
- Long型(long int)は下位31ビットに有効桁を持っている。
- 最低の有効数字63個はロングロング型(ロングロングint)に保持されます。
なお、有効桁数とは、数字の中で表示・使用できる桁数であり、それ以上の桁数は切り捨てや丸め処理が行われます。また、有効桁数の具体的な数は、コンパイラやコンピュータのアーキテクチャによって異なる場合があります。