PHP requireとincludeの違いとは?使い分けを解説
PHPでのrequireとincludeは、ファイルを含めるための記述であり、その違いはエラー処理にあります。
- require文を使用してファイルを含む際、含まれるファイルが存在しないかパスが間違っていると、プログラムが終了し致命的なエラーが表示されます。requireは必須の場合に使用され、プログラムが実行に必要なファイルを含む場合、requireを使うことでファイルの存在しないことによるプログラムの停止を確認できます。
- includeディレクティブを使用してファイルを含める場合、含まれるファイルが存在しないかパスが間違っていると、プログラムは続行され、警告メッセージが表示されます。includeはオプションですが、プログラムの実行に必要なファイルでない場合は、ファイルを含めるためにincludeを使用することができます。つまり、ファイルが存在しなくてもプログラムは停止しません。
基本的な考え方は、requireは必須の場合に使用し、includeは任意の場合に使用するということです。プログラムの実行に必要なファイルを含む場合はrequireを使用することをお勧めします。一方、プログラムの停止を引き起こさないオプションのファイルを含む場合はincludeを使用できます。