C++ RPCフレームワークの選び方と実装【入門ガイド】
C++でRPC(Remote Procedure Call)フレームワークを使用する場合、通常、以下の手順が含まれます。
- リモートサービスインターフェースを定義する:まずリモートサービスインターフェースを定義する必要があります。その際に、サービスのメソッドやパラメータを含めて定義します。これらのインターフェースはIDL(インターフェース定義言語)を使用して記述することができます。
- 定義されたリモートサービスインタフェースに基づいて、RPCフレームワークのツールを使用して、クライアントおよびサーバーのフレームワークコードを生成します。これらのフレームワークコードは、リモートプロシージャコールに必要な通信メカニズムを提供します。
- リモートサービスの実装:サーバーサイドでは、生成されたフレームワークコードに基づいて、リモートサービスインターフェースで定義されたメソッドを実装し、クライアントからのリモート呼び出し要求を処理します。
- リモートサービスを呼び出す:クライアント側では、生成されたフレームワークコードを使用して、リモートサービスインターフェースに定義されたメソッドを呼び出し、リモート呼び出し要求を送信してサーバーからの結果を受け取ります。
- 部署と実行:サーバーとクライアントのコードを対応するマシンにデプロイし、サーバーとクライアントプログラムを実行してリモートプロシージャコールを実現します。
C++の一般的なRPCフレームワークにはThrift、gRPCなどがあり、これらはリモートプロシージャコールの実装と管理を簡素化する豊富な機能とツールを提供しています。これらのフレームワークを使用すると、ネットワークを超えたリモート通信を簡単に実現し、システムの拡張性と保守性を向上させることができます。