PostgreSQLのALTER TABLEコマンドの使い方
PostgreSQL ALTER TABLE コマンドを使用すると、既存のテーブルの構造を変更できます。テーブルの列、制約、インデックスなどのテーブルを追加、削除、変更するために使用できます。以下に ALTER TABLE コマンドの一般的な使用方法をいくつか示します。1. 列を追加する: ADD サブ句を使用して新しい列を追加します。たとえば、「email」という名前の新しい列をテーブルに追加して、型を varchar(100) にする場合、次のコマンドを使用できます。
ALTER TABLE table_name ADD COLUMN email varchar(100);
2. 列削除: DROP COLUMN句を使用して列を削除します. たとえば, “email”という名前の列をテーブルから削除する場合, 以下のコマンドを使用できます:
ALTER TABLE table_name DROP COLUMN email;
3. 列のデータ型変更:ALTER COLUMN句を使って、列のデータ型を変更します。例えば、「email」という列のデータ型をvarchar(100)からvarchar(200)に変更する場合、以下のようなコマンドを使用します。
ALTER TABLE table_name ALTER COLUMN email TYPE varchar(200);
制約を追加する: ADD CONSTRAINT句を使用して制約を追加します。たとえば、テーブルに「pk_id」という名前のプライマリキー制約を追加するには、以下のコマンドを使用します。
ALTER TABLE table_name ADD CONSTRAINT pk_id PRIMARY KEY (id);
5.制約を削除する: DROP CONSTRAINT句を使用して制約を削除します。たとえば、テーブルから”pk_id”という名前の主キー制約を削除するには、次のコマンドを使用できます:
ALTER TABLE table_name DROP CONSTRAINT pk_id;
これはALTER TABLEコマンドの一般的な使用方法のほんの一部に過ぎず、さらに詳細なテーブル構造の変更には他にも多くのオプションや句があります。詳細についてはPostgreSQL公式ドキュメントを参照してください。