Linuxのパスワード有効期限を設定の方法
Linuxシステムにおいて、パスワード周期の設定は次のように行います。
- ターミナルを開きます。
- root または管理者権限を持つユーザーでログインしてください。
- /etc/login.defs ファイルを編集するには、次のコマンドを実行してください。
sudo vi /etc/login.defs
- 「PASS_MAX_DAYS」パラメータを探します。このパラメータはパスワードの最大有効期間を定義します。このパラメータの値を変更してパスワードの最大有効期間を設定します(例:90 日)
PASS_MAX_DAYS 90
- PASS_MIN_DAYS パラメータを検索します。このパラメータはパスワードの変更間における最小日数を定義しています。パスワードの変更間における最小日数を設定するには、このパラメータの値を変更します。たとえば、7 日間に設定します。
PASS_MIN_DAYS 7
- パスワード有効期限切れの何日前にユーザーにパスワード変更を促す警告を開始するかを定義する PASS_WARN_AGE パラメーターを探します。このパラメーターの値を変更して、パスワード有効期限切れの何日前にユーザーにパスワード変更を促す警告を開始するかを設定します(例: 14 日)
PASS_WARN_AGE 14
- エディタを保存して終了する
- システムを再起動するか、以下のコマンドを実行すれば新しい設定が有効になります。
sudo systemctl restart systemd-logind.service
パスワードの有効期限を設定すると、パスワードの有効期限前にユーザーに通知され、有効期限までにパスワードの変更が必要になります。