Java try-with-resourcesとは?使い方と例外処理を解説
Javaで、try() はJava 9で導入された新機能であり、リソース管理ブロックを作成するために使用されます。 try() を使用すると、コードブロックの終了時にリソースを自動的に閉じることができ、手動で閉じる必要がなく、煩雑なtry-catch-finally構造を回避できます。
try() リソースを使用した後、close() メソッドが自動的に呼び出され、リソースが正しく解放されることを確保します。これにより、コードのシンプルさと可読性が向上し、リソースを閉じるのを忘れてリソースリークの問題が減少します。try() を使用するには、リソースクラスがAutoCloseableインターフェースを実装する必要があります。
以下はサンプルコードです:
try (BufferedReader reader = new BufferedReader(new FileReader("file.txt"))) {
String line = reader.readLine();
System.out.println(line);
} catch (IOException e) {
e.printStackTrace();
}
この例では、BufferedReaderはtry()ブロック内に配置されており、コードブロックが完了すると自動的にBufferedReaderが閉じられるため、close()を呼び出す必要はありません。