C# カスタムコントロール 作成と使い方【入門ガイド】

C#でカスタムコントロールを作成する基本的な手順は以下の通りです:

  1. 既存のコントロールクラス(Control、Panelなど)を継承した新しいクラスを作成してください。
  2. 新しいクラスに独自のプロパティ、メソッド、およびイベントを追加する。
  3. 一部分的コントロールクラスのメソッドを書き換えて、カスタム機能を実装する。
  4. コンストラクタ内でコントロールのプロパティやイベントを初期化します。
  5. 必要な場合には、コントロールを再描画するには、OnPaintメソッドを上書きすることで実現できます。
  6. カスタムコントロールを使用する場合、それをフォームや他のコンテナコントロールに追加し、プロパティとイベントを設定します。

例えば、以下は簡単なカスタムコントロールのサンプルコードです:

using System;
using System.Drawing;
using System.Windows.Forms;

public class MyCustomControl : Control
{
    public MyCustomControl()
    {
        this.BackColor = Color.Blue;
        this.Size = new Size(100, 100);
    }

    protected override void OnPaint(PaintEventArgs e)
    {
        base.OnPaint(e);
        Graphics g = e.Graphics;
        g.FillRectangle(Brushes.Red, 0, 0, this.Width, this.Height);
    }
}

自作コントロールを使用する際は、他のコントロールと同様に操作できます。

MyCustomControl customControl = new MyCustomControl();
customControl.Location = new Point(50, 50);
this.Controls.Add(customControl);

これはシンプルなカスタムコントロールの作成と使用例ですが、実際には必要に応じてより多くのプロパティ、メソッド、イベントを追加して、より複雑な機能を実現することができます。

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