Linux のディスク領域が足りないときのクリーンアップ方法
Linuxのディスク領域が不足した場合は、以下の手順でクリーンアップを行うことができます:
- 不要なファイルの削除: 使用外のファイルを検索し削除する方法。findコマンドを使用してファイル検索ができます。例えば次のコマンドは100MBより大きいサイズのファイルを検索します: find / -size +100M。その後、rmコマンドを使用してファイルを削除します。
- Linuxには多くのテンポラリファイルがあるが、tmpwatchやtmpreaperなどのツールを使用してそれらをクリーンアップできる。また、/tmpや/var/tmpなどの一般的な一時フォルダーを削除することもできる。
- ログの消去:ログファイルは通常多量のディスク容量を占有するため、logrotateツールを使用してログファイルを自動的に消去できます。また、不要になったログファイルをいくつか手動で削除することもできます。
- パッケージキャッシュのクリーンアップ:Linux システムのパッケージキャッシュは、通常、一定のディスク容量を占有します。パッケージマネージャ(apt、yum など)を使用して、パッケージキャッシュをクリーンアップできます。たとえば、apt のキャッシュをクリーンアップするには apt-get clean コマンドを使用できます。
- あまり使わないファイルやフォルダは、1つのファイルに圧縮してディスク容量を節約できます。tarコマンドを使用してtar圧縮ファイルを作成・展開できます。たとえば「tar -czvf archive.tar.gz folder」でフォルダをtar.gzファイルに圧縮できます。
- 他のディスクへファイルを移動する:他のディスクの空きスペースがある場合、一部のファイルを他のディスクへ移動させてプライマリーディスクのスペースを空ける
重要なファイルはディスククリーニングを行う前にバックアップすることを推奨します。誤って消してしまうとデータが失われる可能性があります。