VB コントロール配列の作成および使用
VBでコントロール配列を作成し、それを使用するには、次の手順を実行します。
- 変数配列の制御を作成する。モジュールレベルで変数配列の制御の宣言をする、例えば:
Dim myControls() As Control
- フォームのLoadイベントでコントロール配列を初期化します。フォームのLoadイベントで ReDim ステートメントを使用してコントロール配列を初期化し、配列のサイズを指定します (例)。
Private Sub Form1_Load(sender As Object, e As EventArgs) Handles MyBase.Load
ReDim myControls(2)
myControls(0) = Button1
myControls(1) = TextBox1
myControls(2) = Label1
End Sub
このフォームには、Button1、TextBox1、Label1 コントロールが置かれていると想定されています。
- コントロール配列を使用する。コントロール配列を使用する必要がある場合は、インデックスを使用して配列からコントロールにアクセスできます。たとえば:
Private Sub Button2_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button2.Click
myControls(1).Text = "Hello World!"
myControls(2).ForeColor = Color.Red
End Sub
コントロール配列の 2 番目の要素(インデックスは 1)を使用して TextBox1 のテキストを設定し、コントロール配列の 3 番目の要素(インデックスは 2)を使用して Label1 の前景色を設定します。
上記の手順でVBコントロール・アレイを作成し使用できます。コントロール・アレイのインデックスは0から始まるので、1番目のコントロールはインデックス0、2番目のコントロールはインデックス1、となります。また、コントロール・アレイのサイズは必要に応じて調整でき、ReDimステートメントでサイズを再指定するだけで再定義できます。