wget コマンドを使用して Linux でファイルをダウンロードの方法
Linux で wget コマンドを利用してファイルをダウンロードする基本的な形式は次のとおりです。
wget [オプション] [URL]
項目は必要に応じて設定でき、一般的に使用されるオプションは次のとおりです。
- ダウンロードするファイルの保存パスとファイル名を指定します。例えば:wget -O /保存するパスのディレクトリ/file.txt http://example.com/file.txt
- ダウンロードするファイルの保存先を指定する。例: wget -P /path/to/save http://example.com/file.txt
- -c:前回中断されたファイルのダウンロードを継続する。例: wget -c http://example.com/file.txt
- サイト全体を再帰的にダウンロードします。例: wget -r http://example.com
そのうち、URLはダウンロードするファイルのウェブアドレス、もしくはファイルへの直接リンクです。
例えば、file.txtという名前でファイルをダウンロードする場合は、次のコマンドを実行してください。
wget http://example.com/file.txt
ダウンロードしたファイルは現在のディレクトリに保存されます。
指定したディレクトリに保存する場合は、-P オプションを使用できます。例:
wget -P /保存場所 http://example.com/file.txt
上記のコマンドでは、file.txt ファイルが指定されたパスに保存されます。
保存しているファイル名に変更を加えるには、-Oオプションを使用します。たとえば、
wget http://example.com/file.txt -O newname.txt
上記のコマンドを実行すると、file.txt ファイルが newname.txt 名前でダウンロードして保存されます。
ダウンロードが途中までしかできていない場合は、例えば次の様に`-c` オプションを使用できます。
wget -c http://example.com/file.txt
上記コマンドは前回中断したfile.txtのダウンロードを再開します。
ウェブサイト全体をダウンロードする場合は、-r オプションを使用します。例:
wget -r http://example.com
上記の コマンドは example.com サイトのすべてのファイルを再帰的にダウンロードします。