Javaでsoライブラリを呼び出す方法【JNI活用】
Javaでサードパーティの.soライブラリを呼び出すには、JavaのJNI(Java Native Interface)メカニズムを使用する必要があります。以下はサードパーティの.soライブラリを呼び出す手順です。
- Java プログラムで.so ファイルを読み込むには、System.loadLibrary() メソッドを使用します。例えば:
System.loadLibrary("exampleLibrary");
- Javaクラスを作成し、nativeキーワードを使用してネイティブメソッドを宣言する。このメソッドは.soライブラリ内の関数に対応しています。例:
public class NativeClass {
public native void nativeMethod();
}
- javahコマンドを使用して、ネイティブメソッドの接続を実装するためのヘッダーファイルを生成します。例:
javah -jni NativeClass
- C/C++コードを書き、ネイティブメソッドを実装し、.soライブラリのファンクションをC/C++コードから呼び出す。そして、C/C++コードを動的リンクライブラリ(.soファイル)にコンパイルする。
- 生成された.soファイルをJavaコードと一緒に実行することで、サードパーティの.soライブラリ内の関数を呼び出すことができます。
重要なのは、所要の関数のパラメータと戻り値の型に基づいて、JavaコードとC/C++コードでのデータ型のマッピングを行うことです。また、.soライブラリの関数を呼び出す際には、ライブラリファイルのパスが正しいことと、ライブラリファイルが読み込まれることを確認する必要があります。