C++でのasyncの使用に注意すべき点は何ですか。
C++のasync関数を使用する際に注意すべき点は以下のとおりです:
- 非同期タスクの戻り値は std::future オブジェクトでなければならず、get() メソッドを呼び出すことで非同期タスクの結果を取得できます。
- 非同期タスクを遅延させたい場合は、std::launch::deferredパラメータを使用してタスクを遅延させることができます。
- 非同期タスクで共有リソースを使用する場合は、データ競合を避けるために、std::mutexなどの同期メカニズムを使用して共有リソースを保護する必要があります。
- 非同期タスクの例外処理はtry-catchブロックを使用して例外をキャッチし、プログラムのクラッシュを避けるべきです。
- std::asyncを使って非同期タスクを作成する際には、タスクのスケジューリング方法に注意する必要があります。std::launch::asyncパラメータを使用して、タスクを即座に実行するよう指定することができます。
- 複数の非同期タスクの完了を待つ場合は、std::future::wait_for()またはstd::future::wait_until()メソッドを使用して待機することができます。
- 非同期タスクのキャンセルが必要な場合は、std::future::cancel()メソッドを使用してタスクの実行をキャンセルできます。
- プログラムを終了する際、std::asyncで作成した非同期タスクは自動的に破棄されるため、リソースを手動で管理する必要はありません。