Pythonの中でfillna関数の使い方
fillnaメソッドは、Pandasライブラリの1つで、欠損値(NaN)を埋めたり、指定値で置き換えるために使用されます。
fillna()メソッドの一般的な使用法は次の通りです:
- 指定値で欠損値を埋める:
df.fillna(value)
この方法は、欠損値を指定した値で埋めることができます。
- 欠損値以外の前の値で埋める。
df.fillna(method='ffill')
この方法は欠損値を直前の欠損していない値で埋める。
- 欠損値でない後の値で埋める:
df.fillna(method='bfill')
この方法は欠損値を次の非欠損値で埋める。
- 指定された列に欠損値を埋める:
df[column_name].fillna(value)
この方法は、指定された列column_name内の欠損値を指定された値valueで埋める。
- 指定された列で、前の非欠損値を使用して埋める:
df[column_name].fillna(method='ffill')
この方法は、指定された列column_name内の欠損値を直前の非欠損値で埋める。
- 指定された列で後続の欠損値で埋める。
df[column_name].fillna(method='bfill')
この方法は、指定された列column_name内の欠損値を後続の欠損していない値で埋めるものです。
上記の一般的な使用法以外に、fillna()メソッドはinplaceやlimitなどの他のパラメーターも受け付けることができ、埋める方法や埋める数の制限を指定するために使用されます。
fillna()メソッドは元のDataFrameを変更しませんが、代わりに新しい値で埋められたDataFrameを返します。元のDataFrameを変更したい場合は、引数inplace=Trueを使用することができます。