C++のオブジェクト指向の3つの基本特徴は何ですか?
C++のオブジェクト指向の基本的な特徴は、カプセル化、継承、多態性です。
- カプセル化:カプセル化とは、データと操作をクラスに封じ込め、アクセス権限制で内部の実装の詳細を隠し、外部の使用者に必要なインターフェースのみを公開することを指します。これにより、コードのメンテナンス性とセキュリティを向上させることができます。
- 継承:継承は、クラスがサブクラスを派生させることを指し、サブクラスは親クラスの属性とメソッドを継承します。継承により、サブクラスは親クラスのコードを再利用し、それを拡張または変更することができます。継承はコードの再利用と階層的な設計を実現することができます。
- ポリモーフィズム:ポリモーフィズムとは、同じ操作が異なるオブジェクトで異なる動作をすることを指します。つまり、親クラスのポインタや参照が派生クラスのオブジェクトを指し示し、同じ名前の関数を呼び出すことで異なる操作を実現できます。ポリモーフィズムはコードの柔軟性と拡張性を向上させます。