PL/SQLで表データをDMPファイルにエクスポートする方法は?
PL/SQLでは、データポンプツールを使用して表データをDMPファイルにエクスポートすることができます。表データをエクスポートする際のデータポンプの手順は以下の通りです:
- DMPファイルのエクスポートパスを指定するためにディレクトリオブジェクトを作成してください(ディレクトリオブジェクトが既に存在している場合は、このステップをスキップしてください)。
CREATE DIRECTORY export_dir AS '/path/to/dmp/files';
- PL/SQLでテーブルデータをエクスポートするコードを記述する。
BEGIN
DBMS_DATAPUMP.OPEN(
operation => 'EXPORT',
job_mode => 'SCHEMA',
job_name => 'my_export_job'
);
DBMS_DATAPUMP.ADD_FILE(
handle => 'my_export_job',
filename => 'my_export.dmp',
directory => 'EXPORT_DIR',
filetype => DBMS_DATAPUMP.KU$_FILE_TYPE_DUMP_FILE
);
DBMS_DATAPUMP.METADATA_FILTER(
handle => 'my_export_job',
name => 'SCHEMA_EXPR',
value => 'IN(''SCHEMA_NAME'')'
);
DBMS_DATAPUMP.START_JOB('my_export_job');
END;
/
上記のコードにおいて、/path/to/dmp/filesを実際のエクスポートパスに、my_export.dmpを実際のDMPファイル名に、SCHEMA_NAMEをエクスポートするテーブルデータが存在するスキーマ(例:HR)に置き換えてください。
- 上記のPL/SQLコードを実行すると、指定されたエクスポートパスに、指定されたスキーマのテーブルデータが含まれるDMPファイルが生成されます。
注意:上記のコードは表データのみをエクスポートしており、表の構造は含まれていません。表の構造とデータを同時にエクスポートする必要がある場合は、job_modeを’FULL’に変更し、適切なメタデータフィルターを追加してください。
データエクスポートするには、Oracle SQL Developerなどのデータベース管理ツールを使用することもできます。これらのツールは直感的で使いやすいユーザーインターフェースを提供し、表データをDMPファイルとして簡単にエクスポートできます。