HTMLのmarquee要素(文字スクロール)の詳細解説
HTMLのmarqueeタグは、テキストをスクロールさせる効果を作成するために使用されます。これにより、テキストがページ上で自動的にスクロールし、ユーザーの注意を引きます。以下はmarqueeタグの詳細な説明です。
- 属性ラベル:
- 挙動:スクロールの方法を指定します。選択肢には、”scroll”(デフォルト、テキストが片側からもう片側にスクロール)、”slide”(テキストが片側からスライドして入り、そしてもう片側からスライドアウト)、”alternate”(テキストが両側の間を行き来する)があります。
- direction: スクロール方向を指定します。選択肢は「左」(右から左にスクロール)、 「右」(左から右にスクロール)、 「上」(下から上にスクロール)、 「下」(上から下にスクロール)です。
- ループ:指定された回数スクロールします。選択肢には、数字(スクロール回数を示す)、”infinite”(無限スクロール)があります。
- scrollamount:スクロールスピードを指定します。選択できる値は正の整数です(1秒あたりのスクロールピクセル数を表します)。
- スクロール遅延:スクロールの間隔を指定します。オプション値は正の整数(2回のスクロール間の時間間隔、単位はミリ秒)です。
- 背景色:指定された背景の色。
- 幅:指定タグの幅。
- 高さ:指定したタグの高さ。
- 例文:
<marquee behavior="scroll" direction="left">这是滚动的文字</marquee>
上記の例では、文字が右から左にスクロールします。
- 注意点:
- HTML5ではmarqueeタグは廃止されており、新しいプロジェクトでの使用は推奨されていません。スクロール効果を実現するためには、CSSアニメーションやJavaScriptを使用することをお勧めします。
- テキストのスクロールは短い方が良いです。長いスクロールはユーザーを飽きさせる可能性があります。
- マーキータグは、異なるブラウザでのサポート状況が異なるため、表示効果が一貫していない可能性があります。